幼い子どもを預けることは母親失格ではありません 子どもが3歳になるまで母親は育児に専念し、母親の手で育てなければならない?

いわゆる「3歳児神話」です。あなたもそうお考えですか? これは児童精神医学の研究者であるジョン・ボウルビー博士の「愛着理論」による早期母子関係理論の発表以来、多くの人が信じてきたものです。しかし、これは子どもが出生直後の段階から複数の人物に囲まれて生活し、複数の人物との相互作用を経験しているという現実と、現代の子育て環境を無視したものであると批判されているのです。実は、提唱者であるボウルビー博士も、母親に限定してはいないのです。

 

逆に現代社会においては母子密着が以降のようなネガティブな作用を及ぼすと言われています

【母子密着型という子育てがもたらすリスク】

 

① 母親への依存性を高め、子どもから自発性・積極性を奪いがちになる。

② 核家族化と地域コミュニティの希薄化を特徴とする現代社会においては「母子密着」型の子育ては、

  母子の周囲からの孤立化を招き、母親の育児ストレス・育児不安を必要以上に大きくし、養育の質が低下し、

  子どもの発達へマイナスの影響をおよぼし、極端な場合には虐待・育児放棄という悪循環に陥るリスクが大きい。

③ 「3歳児神話」の科学的根拠がない。

幼い子どもを預けることは母親失格ではありません 子どもが3歳になるまで母親は育児に専念し、母親の手で育てなければならない?
幼い子どもを預けることは母親失格ではありません 子どもが3歳になるまで母親は育児に専念し、母親の手で育てなければならない?